ラジコンで遊んでみようと思った時、何が必要なのか?
ラジコンカーで遊んでみたい!
そう思った時に、検索等で良い答えが見つかりましたか?
最初から良い物で揃えた方が良いだろうという人もいます。
確かに、モノの値段には相応の対価があります。
やった事もないラジコンを少し遊んでみようかなぁとか、子供と遊んでみよう!
と考えた時、いきなり何万円もするのでは躊躇してしまうかもしれません。
始めるにあたり資金的に余裕があるのであれば、しっかりしたモノで揃えても良いと思いますが、
初心者が遊びやすいジャンル
ラジコンカーと言っても、様々なジャンルの物があります。
まずはトイラジとホビーラジコンとの違い。
トイラジとは、家電量販店等で販売されている乾電池等で遊べる、やや簡易的に遊べるラジコンになります。子供向けで廉価となっております。
ホビーラジコンはトイラジコンに比べ、ステアリングやスロットル操作も繊細な動きが可能で、部品も交換して楽しめるようになっております。
さらに大きく分けると、空モノ(飛行機系)、陸モノ(車系)、水モノ(船系)に分けられますが、ここでは陸モノについて紹介していこうと思います。
陸モノの中でもさらに沢山のジャンルがあります。
まず大きく分けると二つあります。
- オフロード系(土や荒れた路面)
- オンロード系(道路等の整備された路面)
まずはどこで走らせるのか?
自分が遊ぶイメージはありますか?
もし、ご自身が遊ぶ場所がイメージできていないのであれば、オフロード系のモノがおススメになります。
オフロード系のマシンはある程度どのような路面でも遊ぶことが可能です。
自分の行けるところにサーキット等の走らせる場所がある方は、そこで遊んでいる方と同じジャンルのモノを揃える事をおススメしますよ。
オンロード系のジャンル
- ツーリングカー
一般的な自動車やレーシングカータイプ等、ボディの種類は沢山あります。
4WDのシャーシが一般的で、初心者でも走らせやすいです。
また、レース等も盛んに開催されておりますので、レースも楽しめます。 - ドリフトカー
4WDのマシンと2WD(後輪駆動)の物があります。
4WDの方が操作は初心者にはやさしいですが、2WDドリフトの方が2022年現在では主流です。
走らせる場所があれば、遊び方としては壊れにくいので、沢山楽しめます。 - F1
とてもシンプルな作りで意外と丈夫なのですが、現在では新車がほぼ手に入らないので、初心者にはハードルがある部分です。一部には人気があり、補修パーツは今でも手に入ります。 - トゥエルブ
1/12 サイズのレーシングカーの事で『トゥエルブ』と呼ばれております。
こちらは、玄人向けのレーシングマシンとなります。 - バイク
KYOSHO ハングオンレーサーが主流となります。
復刻盤も販売されました。
ややマイナーですが、リアルな走りで面白そうです。 - MINIZ(ミニッツ)
KYOSHO のMINIZレーサー
RWD、AWD(四駆)、FF、バギー、4x4
EVOシリーズ 色々な種類があります。
ミニッツで遊ぶ場所はサーキット走行が前提のマシンとなりますが、サイズが小さいので自宅でも遊ぶことが可能です。
軽く遊ぶのであれば、好きなボディで選んでしまっても良いと思いますが、タイムを競ってみたいとお考えの場合、RWDシリーズが良いのでないかと思います。
最初はオプションパーツは殆ど要りませんが、ジャイロがあった方が操作が楽になるのと、付属のタイヤは走りにくいので交換しましょう。
サーキットに応じたタイヤがありますので、走らせるところで何のタイヤを使うか確認しましょう。ウレタンコースとカーペットコースで使用するタイヤが異なります。
また、サーキットに計測器がある場合、ICタグもつけると楽しめますよ。
オフロード系のジャンル
- バギー系
クラシックバギー
タミヤやKYOSHO等で約40年ほど前に販売されていたマシンが近年復刻版として登場しております。
40代の中年層の胸の奥を刺激する素敵なマシンで、巷ではブームとなっております。
走行性能は求めてはいけませんが、あの頃欲しかったあのマシンを手に入れる事ができると大人気のジャンルです。
復刻マシンで集まっての走行会等も盛り上がりを見せておりますね。バギー
空き地や広場等で遊ぶことができるバギーカー。
バギー車には2WDと4WDがあります。
2WDはシンプルで軽量なので軽快な走りです。
4WDは安定感のある走りですが、やや複雑な構造です。
タミヤ車はオプションパーツも多彩にありますので、交換して楽しむことも出来ますね。競技用バギー
サーキット走行のために設計されたマシンで、緻密な作りになっております。
カーペット用、土コース用と路面に応じてマシンの設計が違っています。
初心者を受け入れてくれるサーキットも多数ありますので、興味のある方は一度サーキットを訪問してみましょう。 - ビッグタイヤ系
走破性バツグンなビッグタイヤマシン。ちょっとした段差や雑草等も関係なく進みます。
試しにラジコンで遊んでみたい方にはおススメのジャンル。
タミヤのランチボックスが人気です。
CWー01シャーシ
ランチボックスとミッドナイトパンプキンは同じシャーシなので、走りは互角。
バランスの取れた良い設計で無改造でも楽しめます。
ホーネット系の構造で頑丈な作りなのも人気の秘訣だと思います。
WR-02シャーシ
ワイルドウイリー2やコミカルシリーズは同じシャーシとなっておりますが、標準パーツのままではコケやすいですが、改造する事で走りの性能も上がり楽しめます。 - クローラー
ジープのような実車タイプの4WDのマシンで悪路走破を楽しみます。
実車系クローラー(スケールクローラー)
リアルな外観で実車のように改造をしたり、岩場等を走らせて楽しみます。
速度もゆっくり走らせますので、初心者でも楽しめます。競技系クローラー(コンペティションクローラー)
クローラーの競技があり、走破性を追求したマシンを作成して遊びます。MINIZ 4x4
ジムニーや4Runner(ハイラックス)、JEEP ルビコン等があります。
専用のコースも販売されており、屋内でクローラー遊びが可能です。
キャタピラタイプの車輪も販売されており、さらなる走破性で遊ぶことも出来ます。 - ラリー系
近年、人気となりつつあるジャンル
2022年はタミヤでラリーカーのレースを行われるようになりました。
タミヤのツーリングカー系に使われているTT-02シャーシはラリー仕様に車高アップで組むことが可能になっております。
ラリー車はツーリングカーよりも車高が高く、コーナーリング時のロール感を目で見て感じ取れ、とてもワクワクします。
バギーほどではありませんが、走破性も思いのほかありますので楽しめますよ。
ホビーラジコンを楽しもう!と考えた時に起きる問題
遊ぶためには何が必要なのか
- マシン
基本的には組み立てキットになります。
ボディは透明で、自分で塗装します。一部には塗装済みボディのキットもあり。 - プロポセット(送受信機)
エントリーモデルとハイエンドモデルで価格に相当な差があります。
価格に応じた性能差となります。 - 走行用のメカ類
ESC(スピードコントローラー)、ステアリングサーボ、モーター等 - バッテリー
Ni-Mh(ニッスイ)、Li-PO(リポ)、Li-Fe(リフェ)等の種類があります - 充電器
バッテリーの種類に応じた充電器が必要になります。 - 組み立て用の工具
組み立ての為には工具が必要になります。 - ボディ用の塗料
ホビーラジコンのボディはポリカーボネートという透明の弾力のある素材でできており、ぶつけても塗装が取れにくい裏面から塗装します。
ポリカ用の塗料で塗らないと素材に塗料が密着できずに簡単に剥がれてしまいます。
作る事が苦手(面倒だ)
タミヤにはXBシリーズ(エキスパートビルド)という、工場にて組み上げ済みのセットが用意されております。塗装やステッカーもキレイに仕上げられており、ラジコンを走らせてみたいけれど自分で作る事が大変と言う方でも楽しめるセットがあります。
XBシリーズは、走行用のバッテリーも備えられており、送信機用の乾電池だけ購入すれば走らせることが可能です。
付属の送信機やメカ類の性能は最低限ではありますが、後々に交換する事も出来ますし、入門用としてはお求めやすい価格になっていますので、気に入ったマシンがあるのであればお得だと思います。
マシンは組み立て済みですが、後からオプションパーツに入れ替える事も出来ますしね。
結論は
一番良いと思うのは、ご自身が遊んでみたいモノで始めるのが良いと思います。
私個人的におススメできるジャンルとして挙げるならば、オフロードのビッグタイヤ系ですね。
ビッグタイヤ系は走らせる場所を選ばずに楽しめます。
ただ、サーキットやコースに行ける環境であれば、そちらで主に使われているジャンルのマシンにしましょう。
一人だけ周りと違うマシンでは楽しむことが難しい場合もあります。
他の方と同じマシンであれば、走らせている際にトラブル等が起こっても直しやすいです。
遊び方は十人十色なので、一概に言い切る事は難しいのですが、最初のうちは他人の真似をする事が上達への近道でないかと思いますよ。
ある程度ラジコンが楽しくなってきたころには、自分のやりたいマシンも見えてくるでしょう。
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