TT-02を語る
タミヤのTT-02は初級者向けのシャーシなのですが、ものすごくよく考えられたシャ-シ設計となっているんですよ。
今回はTT-02について語ろうと思います。
TT-02シャーシは何がスゴイのかと言うと
一つのバスダブシャーシをベースにたくさんの種類があるんです。
・TT-02
いわゆる無印。基本となるシャーシで、ツーリング系のキットはほとんどの物がコレです。
・TT-02R
TT-02にオプションパーツを標準装備し、基本性能を高めたシャーシ
・TT-02RR
TT-02Rに加え、アジャスタブルアッパーアームと、オイル注入式デフギヤをセット。
・TT-02 Type S
TT-02の足回りをバージョンアップし、ミドルクラスツーリングの足回りになっている。
・TT-02 Type SR
TT-02 Type S にオプションパーツを満載したレース向けシャーシ
・TT-02D
標準のTT-02シャーシにドリフト走行が楽しめるチューニングを施したシャーシ
・TT-02B
サスペンションをオフロード用に変更し、オフロードに対応した足回りとなります。
魅力のシャーシ
TT-02というとツーリング系のシャーシなのですが、実は汎用性がとてもあるんですよ。
私は、遊び用として3種類のTT-02を所持しています。
- バギー仕様 (TT-02B)
バギーはサスアーム自体が変更されており、長いサスアームに長いダンパーが装着され、オフロード走破性を上げているようです。 - ラリー (TT-02 Rally)
ベースカーのTT-02の車軸のパーツを上下反転させると車高が高くなる仕組みになっており、ツーリングにくらべて車高が高くなります。グランドのようなダートやオフロードのコースで走らせられます。 - 野良ツーリング (TT-02 380)
一番スタンダードな仕様です。平坦な舗装路で楽しみます。
私のはXBのTT-02車にラジアルタイヤとCVAダンパーに380モーターを組み込んでいます。
最高速も下がり、バッテリーの持ちは良くなり『公園等でチキチキを楽しめる仕様』です。
このように同じシャーシでも大きく違う仕様になるのです。
遊び方もそれぞれ変わってきますね。
豊富なオプションパーツ
ラジコンを楽しんで行くと、きっと訪れるであろう楽しみの一つにカスタム(改造)があります。
セッティングとして変えてみたり、見た目的に変えてみたり、楽しみ方もそれぞれ
手始めのカスタムとしては、タミヤから出ているオプションパーツを組み込んでいくことになるでしょう。
パーツを変える事で走行性能が上がると、楽しさも倍増しちゃいますよね。
※これは私がラリー仕様を作った際に購入した物でTT-02用では無い物も含まれています。
オプションパーツが豊富にある
TT-02は初級者向けマシンとなっており、最低限の構成で出来ているのですが、実は変えた方が良いパーツがあります。
最初から検討した方が良いオプション
- タイヤ
タミチャレタイヤ (ツーリングの場合) - ダンパー
CVAダンパー(54753)
標準のダンパーはバネだけで、跳ねてしまうため走りにくい - サスボール
ローフリクションサスボール(54559)
標準のプラパーツはガタガタになりやすいため、早めの交換を - プラベアリング
フルベアリングセット(54476)
回転部分が良く回るようになり、走りが良くなる
できれば変えたいオプション
- ステアリングリンケージ
アップグレードステアリングセット(54752)
ちょっと高いので、必ずとは言えないが、標準のパーツでは真っすぐ走る事に難がある。 - リアアップライト
アルミアップライト(2.5度)(54549)
標準パーツは0度なのですが、トーインになりコーナーリング時の安定感が違います。
プラパーツがあれば嬉しいのですが。 - ドライブシャフト
アッセンブリユニバーサルシャフト(53792)
ジョイントカップ(54477) ユニバーサルシャフトに変えた際の必需品
フロント側だけでも変えてあげた方が良いです。コーナーリング中のサスの動きが安定します。 - プロペラシャフト
アルミプロペラシャフト(54501)
プロペラジョイント(54502)
駆動部分をしっかりさせます。
遊び方は自由
ラジコンの遊び方には決まりはありません。
組み立てて満足するもよし、ひたすら改造するもよし。
はたまた、ひたすら走り込んでボロボロになるのもよし。
飾りとしても良いし、実際の車を沢山持つのは大変ですが、ラジコンなら多少あっても何とかなります。気が付けば増えているのがラジコンなんだと思います。
公園や広場で適当に遊ぶ
一人でラジコンで遊ぶのであれば好き勝手に楽しめばよい事になります。
自分でパーツを作って原型をとどめないようなカスタムをして楽しんでいる方もいますよ。
オプションパーツもタミヤ以外のメーカーからも出ております。
それを入れてみるのも良いでしょう。
仲間がいるのであれば、仲間と合わせると楽しいですよ。
私は、仲間と定期的に走らせて楽しんでおります。
レースを目標に楽しみたい
ある程度走れるようになってくると、コースを走らせてみたい!
きっとそんな気持ちになる人もいるでしょう。
専用のコースで思いっきり楽しんでみたくなると思います。
その場合、レースごとにレギュレーション(規定)があります。
タミヤではタミヤRCカーグランプリや、タミヤチャレンジ
と言ったイベントを開催しており、申し込むことでレースに参加できます。
車種やクラス分けがあり、それぞれモーターやバッテリーに決まりがあります。
レースを目指すのであれば、その規定に沿ったマシンを作り、その状態で沢山練習した方が良いでしょう。バッテリーがいつもと違うと、それだけで走りは違うんですよ。
また、タミヤ主催のレースに出る場合の注意点としては、タミヤ以外の製品の取り付けは禁止となっており、タミヤ社以外のパーツはレースでは使用できません。
※ショップ主催のレースの場合、上記の限りではありませんので、主催者に確認しましょう。
勝つためは単に速く走れるようにすればよいのか?というとそうでもないんですよ。
カスタムにもバランスがあります。
また、レギュレーションで制限する事で皆が近いコンディションになるからこそレースとして面白くなるんですよ。
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